Q27: ペットボトルのおまけで思い出す「子ども心」

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photo: Some rights reserved by HIRAOKA,Yasunobu

暑い季節になるとついつい買ってしまうのがペットボトル飲料、お茶でも水でもコーラでも冷たいのをごくごく飲むと生き返った気になります。コンビニでそんなペットボトル飲料を買おうと言う時に頻繁に目にするのが「おまけ」です。以前は色々な「フィギュア」が多かったですが、最近は付箋や手ぬぐいなどもあれば、ものではなく着うたが1曲もらえるコードのようなものもあります。欲しいものならいいですが、飲みたいものに要らないおまけがついてるとゴミを増やしているようでなんだか申し訳ないような気になりますよね。今日はそんな疑問です。


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Q ペットボトルにいらないのに
付いてくるおまけ

欲しい人はいいと思いますが、私は要らないので困ります。
お茶だけ欲しかったので、コンビニで店員さんに「要らないので」と
言って返したら困った顔をされました。
私も困った顔をしかえしました。(SUZUKI さん)

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「困った顔をしかえしました」というところが面白いですが、みなさんはどうでしょう。


YES 82.7% 
NO 17.3%


頂いたご意見の中で多かったのは「欲しい人だけがもらえるようにすればいい」というもの、要らないものは要らないし、ごみになるとわかっているものをもらうのはモッタイナイというのはすごくよく解ります。なので「なるべくおまけのついていないものを買う」という方も多くいました。

しかし、そんなふうに思っている人がこんなにも多いのに、どうしてなくならないのでしょうか。売る側としてはおまけを付けることでより売れるようになるだろうという目論見であり、実際そのような効果があるのでしょう。ORIMOという会社が2010年に行った調査では74.4%が「特に飲みたくない飲料でもおまけがきっかけで手に取ってしまう」と答えたそうです。このことから考えると、このおまけというのは売上げを伸ばすというより、新たな顧客を獲得する手段として一般的なようです。

その歴史を紐解いてみても、そのことが解ります。ペットボトルにおまけを付けるというのが一般的に行われるようになったのは1998年頃、ペプシが「ペプシマン」のボトルキャップつけたのが初めだと言われています。そして翌年には「スターウォーズ エピソード1」のボトルキャップが大ヒットし、売上を伸ばしました。コカ・コーラも2000年に人気ゲーム「ファイナル・ファンタジー」とコラボしたキャラクターフィギュアのおまけを付け、コーラ「おまけ」戦争が始まったのです。

そして現在でもおまけ付きの商品というのは特にコンビニで強いそうなので、おまけはいつまでもなくならないのです。そもそも日本はおまけ文化の長い歴史を持つ国で、大正時代にグリコがキャラメルにおまけをつけたのにはじまり(それ以前に「タバコカード」というものもあったそうですが)、野球カードにビックリマンチョコと連綿とおまけ文化が続いてきているわけです。だからもはや日本経済はおまけ抜きには語れないといっても過言ではないところまで来ているのではないでしょうか。

と言ったところで、モッタイナイという点は変わらないわけで、オマケ付き賞品が販売されることは仕方がないとした上で、どんな対策が取れるかを考えてみましょう。簡単に思いつくのは「もらわない」「誰かにあげる」というものですが、まああまりもらってくれる人もいないですよね。

でも、ここで私はふと「子ども心を忘れてるんじゃないか」と思い当たりました。おまけにワクワクした子どもの心を失ってしまっているからせっかくのおまけを「要らない」と思ってしまうのではないかと。実際には「欲しい」と思うおまけも中にはあるわけです。そういうおまけとこの要らないおまけを交換できたら…あんなものやこんなものがただで手に入るんじゃないか!?と子ども心を取り戻した私は思いました。

と思って調べてみたんですが、大人の世界にはそのようなワクワクする場所はなかなか無さそうです。しかし、それと似たようなことを子どものおもちゃでやっている活動を見つけたのでそれをご紹介します。それは「かえっこ」という活動です。

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どんな活動かというと、スーパーや公民館などで「かえっこ」が開催されることになると、子どもたちがいらなくなったおもちゃを持って集まります。おもちゃはその状態によって「カエルポイント」というポイントと交換できます。このポイントを使って子どもたちは集まったおもちゃの中から自分の欲しいものをもらって帰ることができるのです。また、おもちゃの仕分けなどの「仕事」をすることによってもポイントをもらうことができるので、おもちゃを持っていかなくてもおもちゃをもらって帰ることもできます。


お金を介すことなく物と物、あるいは労働力と物を交換する物々交換はモッタイナイを考える上でも有効な方法の一つです。子供の頃からそのような考え方を身を持って学ぶことができる場がこの「かえっこ」なのです。大人だってこんなワクワクしながらモッタイナイを考えることが出来る場が欲しい!ですね。


MOTTAINAIからはじめること
→ 「子ども心」でモッタイナイを解決しよう!
→ モッタイナイ!は物々交換で解消!



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★あなたが『コレってMOTTAINAI!!』と思う事をコチラから是非教えてください。
★YES・NOに答えるのはコチラ
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   by mottainai-team | 2013-07-23 15:32 | コレってMOTTAINAI? | Comments(0)
  
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