Some Rights Reserved. Photo by ZarrSadus
-----------------------------------
Q.82 フリーズして動かなくなったパソコンデータ
急にパソコンがフリーズして、今まで書いていた文章が全部消えてしまうことがたまにあります。何時間もかけて作った企画書が全部パーになってしまうことも。時間も労力もモッタイナイです。(いのうえさん)
-----------------------------------
あー…
モッタイナイ!というよりは、悔しい!という感じですが、あります、よくあります。本当にやり場のない怒りがふつふつとわいてきます。
皆さんはどうでしょう?
YES 86.1%
NO 13.9%
「YES」とのお答えで「こまめに保存」と書かれている方がほとんどでした。
まったくその通りです。何はなくともやるべきはこまめな保存です。多くのソフトは ctrl+S(macの場合はcommand+S) で上書き保存ができるので、これを頻繁に押す癖をつけること、これが一番です。そうすればフリーズしたとしても失われるデータはわずかで済みます。本当にこれに尽きます。
こまめの保存も大事ですが、ctrl+Sを押したあとで「あ!今の消すんじゃなかった!」なんて思うこともあります。そういうときには「変更履歴の記録」というのを使いましょう。これを使うと、文字通り変更が記録されるので、誤って消してしまったり、「前の表現のほうがよかったなぁ…」と思ったりしたときも、変更前のものを参照することができます。
>ctrl+S
これを使った場合でもこまめな保存は重要ですが、集中して作業していると忘れがちなのも確かです。そんなときは、ソフトの自動保存機能を使いましょう。ワードなんかでも突然ソフトが落ちてしまったときなど、自動的な保存されたファイルから復旧することができます。
自動保存という点で強みを持つのは、オンラインソフトです。たとえば文書作成ソフトならGoogle Docs、これは複数の人が同時にファイルを更新することを前提としているので頻繁に自動保存が行われます。これならフリーズしたとしても失われる情報はほとんどありません。しかし、オンラインソフトは機能が十分とはいえませんので、使える機会というのは限られてきます。
オンラインといえばもうひとつ、オンラインストレージがあります。これはファイルをネット上の領域に保存しておくというサービス。たとえば自宅で作ったファイルをオンラインに保存しておいて、仕事場の別のパソコンでそのファイルで作業することができるというサービスです。
>ctrl+S
このサービスにもいろいろな種類があるのですが、私の一番のオススメはdropboxです。このオンラインストレージは専用のソフトをダウンロードすると、このdropbox用のフォルダ内のファイルは常に同期されます。ctrl+Sを押すたびに、ストレージ上のファイルも書き換えられるわけです。ですので、パソコンが変わってもそのまま作業の続きができるという感覚になります。
そしてそれは、(こまめな保存は必要であるにしろ)ファイルが失われない予防措置ともなります。たとえば、フリーズにとどまらず、パソコンが壊れてしまった場合、あるいは壊れるまで行かなくても立ち上がらなくなってしまった場合でもファイルはちゃんと保存されており、簡単にダウンロードすることができるので、別のパソコンで取り出すことができるということです。パソコンを起動したらブルースクリーンになってしまったときに「丸3日かけて作った資料がーーー!!」と顔面蒼白になるのを防ぐことができるわけです。
>ctrl+S
私はもうこれなしでは安心して作業ができないくらいに依存してしまっています。しかも 無料。なんとありがたいことでしょう。皆さんもぜひ使ってみてください!⇒ http://db.tt/d8waw5Z
パソコンというのはフリーズするし、壊れるし、データもすぐに消えてしまうもの。その前提でいろいろな防衛策を講じておくこと、それが何よりの対策なのです。
最後にもう一度、
>ctrl+S
■ MOTTAINAIからはじめること
→ とにかくctrl+S
→ オンラインストレージでもしもに備える
-----------------------------------
★あなたが『コレってMOTTAINAI!!』と思う事をコチラから是非教えてください。
★YES・NOに答えるのはコチラ!