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受験勉強のつらい思い出がある方なら、はっと思うこの話題。
はたして皆さんはこれをもったいないと思っているのでしょうか?
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Q 受験勉強したことを、大人になって忘れている
一生懸命勉強した大学受験。
あの時必死に覚えた数学、生物、歴史、古文など、
数十年経って見事に全部忘れています。
大人になってから役に立った受験勉強の内容ってあんまりないんですが…、
これってもったいないと思いませんか?
(イトウさん・33歳・会社員)
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さっそく結果を……。
YES 63.2% NO 36.8%
3分の1は別にもったいなくないと思っていらっしゃるようですね。その理由は……
★受験は人生で本気で勉強できる機会を与えてくれるだけのものなので、
本当に何かを学びたくてするものではないと考えるため、
別にMOTTAINAIでは無いのでは?(あわさん・18歳・大学生)
私も大学受験をしていた頃にそんなことを考えていたのを思い出しました!
確かに受験勉強で覚えることって必ずしも学ぶこととはつながらないんですよね。
だから忘れても別にもったいなくないというのはわかります。
しかし一方で、
★忘れることがプラスに働くこともあるけれど、この場合はモッタイナイですね。
あれだけ悶絶しながら覚えたことなのに……。(ななしさん)
という意見もありました。
せっかく覚えたんだからどんなことでも忘れるのはモッタイナイ。
それも確かにそうです。
そして、こんな現実的な意見も
★特に歴史を忘れてしまったのがもったいないなーと思います!
勉強し直したいけどそんなパワー、今更なく。
確かに歴史や地理で勉強したことを覚えていたら、日々のニュースもよく理解できるし、
海外旅行なんかに行ってももっと楽しめるのに……ということはあります。(yasukoさん・31歳・会社員)
うーん、どちらの意見もなるほどです。
後々まで覚えておくために勉強したわけではないので仕方ないけれど、
覚えていられたらよかったのに……というところでしょうかね。
まあMOTTAINAIといっても忘れてしまったものは仕方がないので(笑)、
ここはやはり思い出すというのが一番の対策なのかもしれません。
忘れてしまったようでいで一度記憶したものは
実は脳のどこかに残っているというのが人間の不思議なところ。
改めて勉強してみると意外に思い出したりするものです。
「思い出したいなぁ…」と思ったあなたは教科書を読むのがお勧め!
学生のときはあんなにつまらなかった教科書が大人になって読むと
面白く感じられるのが不思議です。
何より教科書は要点をわかりやすく書いてあるので、
記憶を掘り起こすのには最適、それに時代とともに内容も変わってきているので、
新鮮な驚きもあります。
世界史、地理、物理、化学、何か気になったものを手にとって読んでみるといいですよ!
懐かしいあの頃の思いがよみがえります!
★MOTTAINAIからはじめること
→一般に販売されている教科書を読む(図書館で貸し出ししているところもあります)
→漫画で日本の歴史を読み返してみる