富士山の銭湯画を楽しむ

こんにちは。事務局スタッフの山口です。

11月初め、都内で開かれた「高円寺フェス」で、銭湯画のプロが野外で描く「ライブペインティング」を見てきました。

全国で3人しかいない銭湯ペンキ絵師が高円寺に集まる貴重な機会。都内の銭湯の数は、昭和40年代の約2700軒をピークに現在は700軒弱に減っています。ライブペインティングは「銭湯文化に触れる機会がなかった方々のきっかけ作りに」と企画されました。

費用の調達方法もユニーク。インターネットで広く一般の人から資金調達する「クラウドファンディング」でまかなわれました。地域を活性化する取り組みにも最近活用されている手法で、1000円の支援だとメールでのサンクスレター、5000円だとフェスのオリジナルマフラータオルなど。そして5万円を出資するとライブペインティングの絵もプレゼントされる仕組みです。約3週間の募集で52人から目標金額を上回る46万5000円が集まったそうです。

実演会はあいにくの雨の中、駅前南口広場で始まりました。唯一の女性絵師、田中みずきさんは30代の若手です。

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傘をさした観客が見守る中、ローラーやはけ、筆を縦横に走らせ、てきぱきと作業を進めます。しだいに稜線がシャープになり、約3時間後には、水面にアヒルが浮かぶユーモラスな富士山の絵がキャンバスに浮かび上がりました。

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ライブ会場の解説者によると、「ペンキによる銭湯画は関東地方特有のもの」だそうです。銭湯といえば富士山の絵を思い出すのも、納得です。2日目はベテランの中島盛夫さんからスタート。

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下絵もないまま2時間足らずで書き上げるその腕前はさすがです!
大トリは大御所の丸山清人さん。3人の絵を並べて拝見すると、同じ富士山でもその色使いなど、微妙な個性の違いが楽しめます。

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先日、静岡県の田子の浦でMOTTAINAIキャンペーンに集う企業のメンバーが集まって清掃活動を行いました。海岸沿いの草むらに散らばるペットボトルやビニールを拾い集めたあと、富士山を見あげると、作業の疲れも吹き飛ぶような、すがすがしさを感じました。

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その2日後、高円寺駅に近い「小杉湯」に行ってみました。自宅のお風呂はちょっとお休み。熱いお湯にひたり、富士山の絵を眺めながら、1日の疲れを癒すのもいいもんです。「銭湯文化がなくなってしまうのはMOTTAINAI」。そう思いました。
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   by mottainai-team | 2014-12-02 14:00 | MOTTAINAI Lab スタッフpr | Comments(0)
  
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