本やCD,DVDを持ってきてくださったみなさま、ありがとうございます。
JEN東京本部事務局の濱坂です。
ご存知の方も、沢山いらっしゃるとおもうのですが、
MOTTAINAIフリーマーケットでは、古本・DVD・VHSの回収をしています。
⇒詳しくはコチラ!
MOTTAINAIフリマで回収を始めて、早3年が経ち、
今までに11,524冊(130,293円)の本が集まりました!
ありがとうございます!
3年が経った今、この回収した本は、どの様に活かされているのか皆さんにお知らせしたいと思ってブログを定期的に発信していく事になりました。どうぞよろしくお願いいたします。
私たち、NPO法人JENの「BOOK MAGIC(ブック・マジック)」というプログラムは、回収した古本やDVDなどを、ブックオフさんに買取ってもらい世界各地での教育支援事業「スクールサポートプログラム」で大切に活用しています。
主に支援させていただいている、アフガニスタンでは長年の戦闘によって、多くの学校が破壊され荒廃しているうえ、帰還による生徒数の増大で必要な学校数が絶対的に不足しています。壊れた校舎や木陰、テントなど屋外での授業を受けている子どもたちも多いのが現状です。
他にもパキスタンやスーダンなどで、JENが教育環境の改善を目指して実施し学校修復や再建だけでなく、地元住民や先生でつくられる委員会を通じ、教育に対する意識の向上などもはかっています。
最近のうれしいニュースは、新たに、3校の小学校で活動をスタートしたこと!
皆さまと日本政府からのご協力で、この新しい事業をスタートすることができました。新しいといっても、事業を行う地域はこれまでに引き続き、南部スーダンの中央エクアトリア州ラニャ郡。ムカヤ・パヤム(Mukaya Payam)と呼ばれる地域の小学校3校です。
これらの学校では、飲料水として安全な水源がなく、近くにある池を利用しています。下痢などによる乳児死亡率は非常に高く、また、水源まで歩いて数時間かかる家庭も多く、多くの女性や子どもは飲み水の運搬に時間をとられてしまいます。たとえば、17名の女性の中で、妊娠中も水汲みをしていたという人は15名いました。妊婦の重労働が流産を引き起こすとも言われており、実際17名中7名が流産を経験しているそうです。
また、10名は下痢によって子どもを亡くしたことがある女性でした。避難先から帰還してきた人たちが健康的な暮らしを送るために、足りないものはまだまだたくさんあります。たとえば、医療設備や地元で手に入る薬、最低限生活する上で必要な食糧、そして安全な飲料水と衛生施設(トイレなど)。
JENは子どもたちとその家族の水・衛生環境を改善するために
引き続き努力していきます。応援をよろしくお願いします。
(写真提供:認定NPO法人ジェン)
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